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こんな時だからこそ読みたい本㊤

2011 - 06/16 [Thu] - 15:27

読売新聞 2011(平成23)年5月22日付 朝刊 (※画像別)

本よみうり堂 HONライン倶楽部
こんな時だからこそ読みたい本 ㊤

 地震と津波、原発事故と計画避難―――。悲しみの中で、多くの人たちが前に進もうとしています。言葉は、本は、何ができるでしょうか。読者の皆さん推薦の「こんな時だからこそ読みたい本」を、応援メッセージとともに紹介します。

悲しみに耐え 前へと進む

 東北で生まれ育ち、東北を舞台に数々の名作を残して亡くなった井上ひさし『吉里吉里人』(新潮文庫)を挙げるのは、さいたま市の水上綾子さん(45)。東北の架空の村が日本から独立を図る痛快さに「東北ってスゴい!!井上さんも天国で復興を信じているはず」。同名の地区がある岩手県大槌町は、庁舎が波にのまれ町長以下多くの人命を失いました。物語のように町民パワーを結集する大槌、東北に本書の言葉を贈りたいと思います。「頑張(けっぱ)って呉(け)さい!」

吉里吉里人 (上巻) (新潮文庫)吉里吉里人 (上巻) (新潮文庫)
(1985/09)
井上 ひさし

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 主人公が幾多の困難に立ち向かう物語には励まされますよね。埼玉県上里町の坊迫郁代さん(51)が薦めるのは、1926年の十勝岳噴火で家も、恋も夢も押し流された開拓村の苦悩を描いた三浦綾子『泥流地帯』(同)。乳がんを克服した坊迫さんは、「死を迎えるまでどれだけ成長できるか。未来にときめきを感じられるようになった」と書いてくれました。
泥流地帯 (新潮文庫)泥流地帯 (新潮文庫)
(1982/07)
三浦 綾子

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 なくした多くの大切なものと、いつかまた出会えるとしたら……。千葉県野田市の大畑泰子さん(42)が推すのは、角田光代の幻想的な連作短編『なくしたものたちの国』(ホーム社)。「今は目の前から消えてもどこかで待っていてくれると信じてみたら、進む勇気が湧いてきます」
なくしたものたちの国なくしたものたちの国
(2010/09/24)
角田 光代

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 サッカー界のカリスマ、三浦知良の自伝『やめないよ』(新潮新書)を選んだのは、埼玉県行田市の木村圭子さん(54)。「1㌢でも前へとほとばしる言葉は、元気をくれる」。
今回の震災で「幸せとは何か」を考えたという埼玉県川越市の小高真智子さん(57)は、難民問題に取り組む犬養道子による幸福論『幸福のリアリズム』(中公文庫、品切れ)を推薦してくれました。
「原発事故は自然災害だけでなく人災」と憤る兵庫県西宮市の中井實さん(68)は、司馬遼太郎『この国のかたち』(文春文庫)を手に取りました。「多くの人たちの日常生活がストップしてしまった。歴史的に日本を再考する必要があるのではないか」
 何気ない日常生活のありがたさをかみしめた人も多いでしょう。
京都府福知山市の半田末子さん(53)のお薦めは、藤沢周平『橋ものがたり』(新潮文庫)。橋を舞台に哀歓がつづられる短編集に「庶民の日常生活の中で人の優しさを教えられた。気持ちが安らかになる」と感想を寄せてくれました。
 三陸海岸は大津波による被害と再生をくり返してきました。自然は時に牙をむきますが、それでも人間は自然と共生していくのです。札幌市の若園明美さん(55)は、アラスカの自然や動物たちを撮り続けた写真家、星野道夫『Michio’s Northern Dreams 1 オーロラの彼方へ』(PHP文庫)に胸を打たれました。「愛らしい動物たち、厳しくも美しい自然、そして人間。全てはつながっている。きちんと向き合って、強い絆を築いていきたい」
Michio's Northern Dreams (1) オーロラの彼方へ PHP文庫 (ほ9-1)Michio's Northern Dreams (1) オーロラの彼方へ PHP文庫 (ほ9-1)
(2005/11/02)
星野 道夫

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 神奈川県大井町の石田加代子さん(48)は、池田晶子『14歳からの哲学』(トランスビュー)を、「大切な家族を亡くした中高校生に読んでもらいたい」。自分とは誰か、死をどう考えるか。「自分が忘れない限り亡くなった人は生き続けると、私は解釈しています」
(山田恵美)




紹介されているご本。天水は一冊も読んだことのない本ばかり><。
ちかごろボケにまかせて軽い漫画ばかり読んでいたので、じっくり読み込み系の小説は皆無と言っていいくらいです。
たしか「吉里吉里人」は長兄(←本好き)のものが実家の本棚に残っていたような……。んん?じわじわと本の虫がうずき出してきたかも?ふっふっふ。
この中では「泥流地帯」に激しく興味を覚えました。図書館にあるかしらん。
池田晶子さんは「14歳の哲学」以外の著書を何冊か読みましたが、ご本人はもうお亡くなりになったのだということを当時のニュースで知って切ない気持ちになったのを思い出しました。

 尚、記事中の画像は新聞掲載のもの(「吉里吉里人」「なくしたものたちの国」)をネット書店の画像で、他のものは新たに付け足しました。
「こんな時だからこそ読みたい本㊦」続きます。

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