新しい頁(ペイジ)をきりはなつとき 紙の花粉は匂ひよく立つ ~室生犀星「本」。

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雪の断章。

2009 - 08/04 [Tue] - 20:38

「雪のように白く生きたいと思った」

帰る家のない少女に伸べられた温かな手。
一人の青年と少女がともに過ごす歳月を
雪の結晶の如き繊細な筆致で綴る、孤高の作家の最高傑作。
(本書帯コピーより)

雪の断章 (創元推理文庫)雪の断章 (創元推理文庫)
(2008/12)
佐々木 丸美

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あっつい夏には冷たい雪の話を読みましょう~~♪
(札幌が舞台ですよ!K子さん!)

「雪の断章」は読売新聞の読書フォーラムである作家さんが推薦されていた作品で、てっきり最近の若い作家さんが書かれたお話だと思った。
興味をそそられたので少し調べてみたら、何と最近どころかこの作品が最初に発表されたのは1975年だという。
しかもジャンルはミステリー。
自分は読書傾向がかなり偏っており、中でもミステリーは全くと言っていいほど読まない。
(有名な人らしいのに)どおりで佐々木丸美という著者の名前も知らないはずだと合点がいった。
更にいくつかのレビューを読んでいて

”この作品は「雪の断章 情熱」というタイトルで1985年に斉藤由貴主演で映画化された”

とあって驚いた。
「情熱」!?「情熱」ってあの昔よくカラオケで歌ってたアノ「情熱」のこと!?
この歌なら今でもソラで歌えるゾ!

(斉藤由貴…好きだったなあ。しかし主題歌は知っていても映画の方は観ていないのだ~)

わずか5歳の孤児、飛鳥は札幌の大通り公園で当時大学生だった祐也に出会う。
孤児院の先生とはぐれ、迷子になっていた飛鳥を祐也は親切に孤児院まで送り届ける。
優しいお兄さんのことを飛鳥は忘れることなく二年が過ぎ、
とうとう飛鳥は大通り公園で祐也と奇跡的に再会する。
それは引き取られた養家で酷い虐げを受けていた飛鳥にとって、希望の光となっていた。
「いつかまたお兄さんに会いたい……。」
そして大通り公園で三度目の出会いを果たしたとき、養家の虐げに耐えきれず逃げ出してきた飛鳥の姿に、祐也は周囲の反対を押し切って飛鳥を引き取る決心をする。
祐也から「いい子だ」と褒められたい。
それだけを励みに祐也のもとで成長してゆく飛鳥。
しかし飛鳥が高校生になってから、かつての養家であった家の娘が毒殺されるという事件が起きる。
その事件がきっかけとなり、飛鳥を取り巻く人びとの思いは錯綜し、ゆがみ始める。
祐也への思慕がいつしか恋へと変わっていた飛鳥。
しかし祐也の親友である史郎からプロポーズされ、飛鳥はそれを受けてしまう。

自分は孤児であるという引け目と不幸、それを冷たく容認している社会に対して飛鳥は頑固な限り頑固になり、十代の若さゆえの無知からくる過ちも分からないまま、全ての物事を自分の中だけで消化させてしまう。
でも相手の気持ちを勝手に想像して自己完結させてしまっても、結局はまた同じような問題にぶつかっていつまでも燻ってしまうのだよね。

飛鳥はとうとう最後の最後に祐也の前で自分の気持ちに素直になるのだけれど、その過程がおばさんには少々じれったかったりして…(笑)。
本文に挿話されるマルシャークの童話「森は生きている」も、北海道の雪の風景に幻想的な相乗効果をもたらしています。

「推理を文学に近づけん」とした佐々木丸美氏。
残念ながらすでに鬼籍の方となられています。
明るいハッピーエンドではないけれど、飛鳥と祐也の未来には光がある…ラストでした。

愛~が~燃~えてる~~♪

おおお~~~

いやはや、やはりゆきさんのあらすじ説明は分かりやすいなぁ~
はいはい~、その頃お得意のジレンマ展開ものですね。
赤シリーズや氷点を彷彿させるような?(笑)
あの手法って、どうも好きじゃなかったのですが、
ミステリー大好きなので読んでみましょうかね~

私もまた気になる本があるんですよ~
最近ちょくちょく覗いている、炻平ちゃんのアースマラソンのブログのコメントで知ったんですが『リトル・ターン』という本、知ってますか?
短いシンプルな本のようですが、翻訳が五木 寛之さんというのも興味深いところです。
カモメのジョナサンも当時、深い意味は分からずとも(笑)好きだったんですよねぇ~

舞台で暮らしているけえこさん!

え~あらすじ分かりやすい?そう?そう?そう?えへ。ありまとう~~!
(でもねファンが読んだら怒られるかも~)

お!けえこさんミステリー好きなのね!
でも「雪の断章」ってまるで純文学みたいな作品なんですよ。
読後これってミステリーに入るの?って思いましたもん。
(つうか、わらくしのミステリーに対する知識が貧困なんだけどもね。金田一耕助しか知らんし…笑)
でも殺人事件が重要なポイントであるのは確かだし、作者ご自身が推理小説を文学小説にまで高めたいという目標を持っていたそうなので、やっぱりこれはミステリーなのでしょうね。最後に犯人が告白する形で終わっているし…。

赤シリーズ!
あああ~そうね!言われてみればそんな傾向かも!何たって1975年だもんね。
長らく廃刊になっていたみたいなんだけど、昨年に佐々木丸美シリーズということで復刊されたそうです。
根強い人気のある方なのね。
映画も観たくなっちゃった。でも原作とはかなり違うらしい…。

「リトル・ターン」
知らなかったのでちょいと熱帯まで飛んできました。
面白そう!
ワタクシ…かもめのジョナサンも読んだことないや。
五木寛之氏はいつも気になっていた作家さんなので、これを機会に読んでみようかな!

なんだか

あらすじ読んでて ・・・

まるで、ゆきさんが書いてくれる小説みたい ・・・
って思ってしまったわ ・・・。

とっても、雰囲気が重なるんだよなぁ~。
ミステリー、私も、こっちに引っ越すまで、殆ど読まなかったんだ。
でも、こちらに来てから、とにかく、図書館に置いてある
どんな本でも ・・・ と読み漁ってたら、結構、その中にミステリーが
多くって、読むと、はまるんよねぇ~~。

ことに、恋愛が絡んだミステリーは、最高やなっっ。って。

雪の断章 ・・・ かなり興味深いねぇ。
飛鳥のバックグラウンドとか、性格とか、良いねぇ~~。

斉藤由貴 ・・・ そうなんだぁ ・・・。
でも、この歌、なんでだろう、知らなかったぁ ・・・。

やっこちゃん!

おお~元気にしてますか?
3日くらい更新がなかったからお疲れかなって思ってたんだあ。
(って、自分の更新を棚にあげる…)

ミステリーって普段はほんと読まなくて。
やっこちゃんもだったの?
やっぱワタクシらって恋愛小説よねえ~~きゃきゃきゃ。
この作品は「流れるような文章が美しい」とベタ褒めされていたので興味が出たの。
なに?ワタクシ?
ひゃあ~~~~~~~~~まだまだまだまだ(←エンドレス)っすよお。ちかごろパソコンの熱気だけでもう机に座るのに挫けそう(笑)。
とうとう気温37度までいったけんね~。パソコンの前は自然のサウナっす(あ、お金かからなくて良いか)笑!

けえこさんも書いていたけど、内容は確かに「赤いシリーズ」みたいな感じかもね。
やっこちゃんも斎藤由貴好きだったよね?
玉置さん一途な看護師さんの頃だったから知らなかったのかしら??けっこうヒットしたよ~。

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