新しい頁(ペイジ)をきりはなつとき 紙の花粉は匂ひよく立つ ~室生犀星「本」。

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世界からエール 「アラシ・ペルー」。

2011 - 05/24 [Tue] - 13:29

読売新聞 国際面に「世界からエール」という連載コーナーがあります。

大震災に見舞われた日本に向けて、世界各地から日本を応援してくれている出来事を紹介するコーナーなのですが、毎回あたたかい海外からのメッセージにありがたい思いで胸が熱くなります。

その中から今回は南米からのメッセージを……。




読売新聞 2011(平成23)年5月23日付 朝刊

ペルーに吹く善意の「嵐」

yomi9

日本のアイドルグループ「嵐」のペルー人ファンらで作る「アラシ・ペルー」が、東日本大震災の義援金集めに取り組んでいる。

 日本の歌番組をケーブルテレビで見て嵐のファンになったミルタ・コラル会長(32)ら10人が4年前設立したクラブで、今や10~20代を中心に会員は4250人。首都リマの本部以外に地方5支部がある。

 震災後、「日本のために何か手助けをしたい」との声が高まり、4月30日にリマで開いた集会の入場料の一部を義援金にすることにした。集まったのは800ソル(約2万4000円)。「参加者の多くは学生で、お小遣いから出した心のこもったお金」(ミルタさん)だった。会員のマイラ・ガンボアさん(19)は、「少しでも役立てたのならうれしい。日本の人たちは震災を克服すると信じている」と話す。

 アラシ・ペルーは今後も定期的にファン集会で義援金を集め、在ペルー日本大使館に託すことにしている。
(リマ 浜砂雅一、写真も)

(カラー版はこちらで見られます)

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「明るすぎ」 節電で気づく。

2011 - 05/02 [Mon] - 14:28

utyuchizu





読売新聞 2011(平成23年)4月26日

「明るすぎ」 節電で気づく

ほの暗さ 抵抗薄れ

東京・豊島区の西武池袋駅の地下コンコースには、震災前、82本の蛍光灯があった。現在点灯しているのは33本。日中は階上からの日差しもあり、以前の半分以下の暗さも気にならない。だが、蛍光灯が取り外され、裸のままの照明器具の列は寒々しい。

yomiuri2011/4/26  2
(松田賢一氏 撮影)

 首都圏の鉄道各社は節電策として、駅構内や電車内などで消灯を行っている。百貨店やスーパーも同様で、大手コンビニのローソンは、被災地以外の全国で日中の店内照明を50%以上消し、東京電力管内では看板も終日消灯する。
 今回の震災を境に、街の明るさは一変した。東京工業大名誉教授の乾正雄さん(77)(建築環境工学)は、「幕末や明治の使節団は、欧州のガス灯の明るさに目を奪われた。それから今に至るまで、日本では明るさが繁栄の象徴だった」と話す。
 日本電球工業会によると、必要な時や場所だけに照明を使う傾向のある欧州諸国に対し、日本では部屋全体を明るくし、つけっ放しにしがち。1人が使用する照明などの光の量は、日本が7万1600キロ・ルーメン時と、欧州より約4割多いという。
 バブル崩壊後も電力消費量は増え続け、街は明るくなった。環境省の星空継続観察調査を基に計算すると、2006~09年の東京都中野区の夏の夜空は、1988~91年の約2倍の明るさだった。

 しかし、暗くなった街への反発は少ないようだ。西武鉄道によると、「夜の駅の階段が暗くて不安」という声はあるものの、「暗さに乗客の目も慣れてきた。このまま継続を」などと理解を示す声が多い。JR東日本も、「照明を落としたことへの否定的意見はほとんどない」。
 駅や店舗の多くは、計画停電終了後も、照明の削減を続ける。三越や伊勢丹は「電力消費の少ないLED(発光ダイオード)照明への取り換えを進めつつ、引き続き一部の照明を落としている」という。
 乾さんは現状を「戦中に次ぐ2度目の灯火管制」と呼ぶ。その中で、「明るすぎた夜に休む間もなく動き回ってきた現代人が、暗さの価値を再認識できる」面もあるという。

 実際、ほの暗さを楽しもうという動きも出ている。
4月13日の夜、東京のレストラン「ジャッジョーロ銀座」で行われた「キャンドルチャリティーディナー」。ろうそくの明かりで食事をする「非日常的な空間」が人気で、全32席は予約で埋まった。イタリア料理を楽しんだ都内の会社員、岸美貴子さん(36)は「このぐらいの明るさの方が落ち着きます」と話した。

yomiuri 2011/4/26
(若杉和希氏 撮影)

 家庭で節電に取り組む人たちも増えた。東京・浅草でケーキ店を営む尾谷理絵さん(45)は、自宅でも使わない部屋の電気を消し、こまめにコンセントのプラグを抜く。親子4人が同じ部屋で過ごし、風呂には理絵さんと中学生の娘、夫と高校生の息子が2人ずつ入る。「お風呂では娘と部活の話をしたり、歌を歌ったり。笑いが絶えません」。そんな家族だんらんの楽しさを再認識している。
 暗くなった街の中で、見えてくるものもある。




いぜん何かのCMでありましたね。
真っ暗な宇宙から地球を見てみると、日本列島が(灯りで)はっきり見えると……。
chikyu
また現代人は本当の夜(闇)を知らない、とも。

「夜空の星がきれいでした」
そう語った高校生の男の子も、灯りが消えた真っ暗闇のなかで、どんなにか不安で恐ろしかったことかと思います。
けれど暗闇のなかでこそ浮かび上がった星々は、それこそ彼が今まで見たこともないほどの美しさだったのでしょう。
その圧倒さに感動し、なぐさめられ、かろうじて心のバランスを保っていたのかもしれません。
身体の自由を奪われた状態で見上げる星はどれほど凄絶な美しさだったのか。
なにも起こらなければ知らなかった。
我が身を襲った理不尽な不幸のなかで、彼は一種の諦観にも似た静かな感動で生きながらえたのではないか……。
そう思うのです。

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